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犬を亡くすと言うこと

  • DB七国山
  • 2014年4月21日
  • 読了時間: 2分

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最近友人の犬たちが順を追うように旅立っています。

生き物には全て終わりがある。そして、終わりは皆に来る。

わかっていることですし、10歳を超えて「長生き」の域に達してからの旅立ちではあるものの、家族のように愛した存在を失うのは辛いものです。

私ですら、彼らの不在を寂しく思うのに、愛犬を亡くした友人の悲しみを思うとやりきれなくなります。


犬は今を生きる

犬は今を生きるとCesarが言っていました。過去を断ち切り今から新しい生き方をすることができる動物だということだと思いますが、それでも例えば我が家の3匹のなかの1匹が旅立ったら、他の2匹はそれなりに悲しむことでしょう。


人間は「お葬式」をすることで、旅立ちを見送り気持ちの切り替えの助けとするので、ペットを亡くした時も、気持ちを切り替えるための儀式が有効です。そうしたニーズを受けて、今では様々な見送り方があります。

人間と同じレベルの「葬儀」から、役所での合同火葬・合同埋葬までサービスの幅が広がっています。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

犬のお葬式ナビ:http://doggle.jp/sogi/column2


気持ちの整理は人ぞれぞれ。

金銭的なことだけをいうと、自宅の庭に埋める以外では役所にお願いするのが一番安価で数千円ですみますが、遺体を引き渡す時は「処分する」感じになります。

事故で亡くなった動物などと一緒に火葬され、遺骨も手元には戻ってきません。私の住んでいる場所では、役所が窓口になり、動物霊園で「合同火葬・合同埋葬」を行っていますが、「一般廃棄物(遺体)処理」=「生ごみ」と同じ扱いと言っている市町村もあります。


遺骨は手元に戻ってきて欲しいと思うようであれば、個別に火葬してくれる霊園や移動火葬車を利用することになります。数万円かかりますが、遺骨が戻ってくるためにはしかたありません。


さらに手厚いサービスを追及すると、住職による葬儀や、火葬中の待合室とお食事も手配が可能な霊園や、お墓も買うことができます。こうなってくると十数万から数十万円かかります。


備品に関しても、骨壺やメモリアルグッズは数百円から数万円までさまざまです。


お金をかけて、最大限のサービスを受けることによって犬の死を乗り切る人。お金をかけずに、自分なりの行いをして気持ちに整理をつける人。これはもう人それぞれですよね。


私はどうしよう。遺骨を土に溶けるバイオ容器に入れ、気持ちが落ち着いたら庭に埋めてその上に木または花を植えようかな。充実した犬生を一緒に過ごすことがまず第一。その後の事はうっすら心に決めておこうと思います。


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