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記憶に残っている言葉2

  • DB七国山
  • 2017年9月27日
  • 読了時間: 2分

「結局犬のためにならないから」


ブリーダーさんが手放したい犬がいる。ということで、搬送係として保護主さんに同行してブリーダーさんまで犬を引き取りに行きました。

移動距離往復で200キロ以上、移動時間は往復で5時間を超えました。

高速代を保護主さんが負担してくれて、私は自分の車を出して行くわけです。


私の感覚からすると、ブリーダーさんの犬=商売していた犬

もう産めないからと、いらなくなったからと放棄するわけですから、嫌味の一つでも言うのかしら。と思っていたところ、保護主さんは嫌味も言わず、恩着せがましい態度も取らず、淡々と、でも失礼がないように気を付けながらお話をまとめ、予定していた犬だけでなく他の犬まで保護して、帰路に着きました。


帰り道の車内で私は思わず聞きました。「腹は立たないのですか?」と。

そうしたら、「結局犬のためにならないから」と保護主さん。

「過去に、犬を譲渡したいと言ったブリーダーさんを責めた団体がいてね、結局そういうことをするとブリーダーさんは譲渡しなくなって、そういう子たちは外に出てこなくなって、しわ寄せは犬にいくのよ。私たちが保護できたら、その子は家庭犬として新しい人生やり直せるでしょ?犬のためにならないことはしないの。」と。


助ける人がいるから棄てる人が増えるんじゃないか。

どうして、犬で商売していた人が放棄した犬を自分の時間労力お金を使って助けるのか。

気軽に犬を飼って棄てる人のためにボランティアしている気がして腑に落ちない。

よほどの事情がないのに、飼えるのに、なぜ最後まで責任を持たないのか。


など、活動に関われば関わるほど、怒りと言うか、すっきりしない気持ちが心の底に積み重なってきていたタイミングだったので、この一言がすごく印象に残っています。


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